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本系介紹

学科紹介

沿革

  本学科は日本語の言語能力及び日本語学、文学、文化についての研究能力を学生に身につけさせ、日本に関する専門的人材を育成することを目的とし、1994年に許可を得て成立した。国立大学の中で一番早く設立された日本語学科である。2003年、学部の教育目標を深化させ、日本語や日本に関する専門知識及び国際的視野を持つ多様な人材を養成するため、さらに大学院の修士課程を成立させた。

教育目標と中核的能力

学部


教育目標:
  本学科の学部における目標はマクロ的な国際視野を兼ね備え、更に日本語及び日本文化の専門知識を有し、日本語学(日本語教育)や日本文学(文化)の知識に通暁した、人文学的素養と自立した思考能力を持つ、日本の風土や習慣を熟知した学生を育成することである。これにより、日台の架け橋として多領域の専門人材を養成することを目指している。

※中核的能力の養成:
a.日本語のリスニング能力、スピーキング能力、読解能力、作文能力、翻訳力など5つの能力を兼ね備えた人材を養成し、本学科における教育の目的を確実に実現する。。
b.人文学的素養及び自立した思考能力を培う。
c.日本の風土や習慣を熟知し、マクロ的な国際視野を持つ優秀な人材を養成する。
d.校内の副専攻とダブルメジャーの制度による多領域の専門的人材を養成する。

修士課程


教育目標:
  修士課程は2003年に設立され、学部の教育目標を継続し、日本語、日本文化の専門知識と国際的視野を具える人材を養成する。主な目的は関連する高度な研究課程を通して、本学部の教育目標を更に深化させることである。院生の問題発見能力を訓練し、研究方法等の深く考える過程を通して、院生の独立した思考及び革新的な研究能力を高めることを主な目標としている。

中核的能力の養成:
a.日本言語学(日本語教育)、日本文学(文化)における専門領域の研究能力を培う。
b.院生の独立的思考及び革新的な研究能力を培う。
c.積極的に国際的な学術交流に参与し、潜在する研究能力を引き出す。

カリキュラム

  本学科における大学部のカリキュラムは段階を追って漸進する方式を採用している。一年生、二年生においては基礎的な日本語の訓練期間とし、主要コースでは小人数のクラスで学生のリスニング力、スピーキング力、読解力、作文力、翻訳力の基礎を定める。三年生、四年生においては専門領域の習得期間とし、大きく日本語言語学(日本語教育)と文学(文化)の二領域に分け、学生の上級日本語能力を高め続けるとともに、「日本語言語学」、「日本文学名著選読」、「日本古典文学名著選読」等の必修科目を開設し、専門的素養を養成する。また「応用日本語」、「ビジネス日本語」、「新聞日本語(ニュースで学ぶ日本語)」と「英日対訳」等の選択科目で、学生の視野を広げ、ビジネスにおいて必要な能力を身につける。

  院生は学業期間の一・二年目に、各種の専門課程の修習によって深く学習し、授業以外の時間に興味を持った研究テーマの参考資料を収集・読解し、着実に個人の専門研究のマップを形成する。更に指導教授の指導の下、三年以内に独立した思考及び革新的な研究能力を確立し、修士論文を完成させる。

教育の特色

学部
  • 小人数クラス授業。
  • 系統的に「基礎課程」及び「中核課程」の高度な練習を用意し、5項目の技能を強化する。
  • 内容豊かな国際学術交流を頻繁に行い、海外の教師及び学生と互いにコミュニケーションをとり、学習効果を向上させる。
修士課程
  • 各専門課程における科目の配置をすべて教育発展の目標と結びつけ、教師の専門領域もまた各科目の教育内容に反映させる。
  • 授業は学生の発表と教師の解説との双方向的な論議という形で進行し、日本籍教授のゼミ形式と連携させながら、院生と教師の双方向の交流を強化し、討論と思考によって学生の「問題発見・問題解決」の能力を呼び起こし、学生の革新的な研究能力を培う。
  • 各分野の研究者たちを招き、本学で講演及びシンポジウムを開催する。また不定期的に教師が院生を連れて海外へ行き発表させ、國際学術交流を促進し、学生の見聞を広める。


 なお、院生及び学部の高学年にはTAのアルバイトの機会を提供する。教育と学習の双方に長じると共に、学生に日本語教育に関連する仕事の実践経験を得させる。本校は日本語の教職課程も開設しており、中学・高校における日本語教育に興味を持つ者に対して選修課程として提供している。

 本学には充実した交換留学プログラムを備えており、単位の相互交換も可能である。現在の日本における協定校は計29校で、東京大学、京都大学、東北大学、九州大学、北海道大学、慶應義塾大学、お茶の水女子大学、名古屋大学、早稲田大学、国際教養大学、岡山大学、大阪大学、関西大学、神戸大学、明治大学、琉球大学、創価大学、筑波大学、東京外国語大学、東京学芸大学、上智大学、同志社大学、神奈川大学、青山学院大学、金沢大学、東京工業大学、長崎大学、関西学院大学、横浜国立大学であり、今後も増える予定である。本校の日本交換留学プログラムは毎年約72名の交換留学生を送り出している。その中で、本学科の学生数は約半分を占めており、今後も増える予定である。

交換留学の情報については台湾大学国際事務処のホームページを参照のこと

科目構成

(1)学部

※必修科目


※選択科目
(2)修士課程(選択)


授業・研究設備





  本学科の図書は、本校総合図書館及び学科図書室に所蔵されています。図書館には日本語書籍約35万冊、定期刊行物約60種、データベースについても2008年11月時点で500種近くにのぼり、その中には国内の人文社会科学の研究資源を充実させ、国内日本語研究における電子資源の運用を強化するため、国家科学委員会(国科会)の補助の下進められている「国科会人文所日本語研究資源設置計画試用資料庫構成計画」によるものも含まれ、現在試用版も合わせて24種あります。

  本校所蔵の図書について特筆すべきは、帝国大学時代から残る古書です。これらは安藤正次先生、日本目録学の值松安先生、瀧田貞治先生の三名の著名な先生方のご尽力の下に集められ、国語学国文学講座と総合図書館へ寄贈されました。その中には本校図書館にしか現存本がないという古書も数多くあり、どれも日本文学研究には欠かせないものであります。現在は図書館5階の特蔵資料区に所蔵され、桃木文庫562セット4,852冊、長沢文庫505セット1,269冊、上田文庫331セット332冊、文庫以外の線裝本2,272セット8,598冊、更に約7000冊の非線装の日本語書籍ならびにかつての土俗人種学の貴重な日本語古書も残っており、非常に価値のあるものばかりです。日本の東京大学・京都大学といった旧帝大所蔵の古書にも引けを取りません。

  学科図書室については、日本交流協会、台北市日本工商協会、万海海運株式会社、講談社等の企業・団体、京都大学平野龍夫・鄭清茂両名誉教授、東北大学仁平道明名誉教授といった先生方及び卒業生や研究者寄贈の関連分野の書籍を、学術研究や授業の参考に、学科の教員・学生に提供しています。現在、蔵書数は約4000冊にものぼります。

  設備としてはコンピュータ及び日本語関連のソフトウエア、テレビ、レコーダー、衛星中継器等を完備し、その他図書・コンピュータ室を学生の資料収集、学習会・シンポジウムの開催等、幅広い用途で使用できるようにしています。また一般的なeラーニング教室以外にも、専門的な録音システムのある通訳の授業に適した教室、視聴覚教育設備を備えた視聴覚室、総合図書館のマルチメディアセンターといった便利な設備があり、より効率的かつ充実した授業の実現に役立っています。

入学試験及び卒業後の進路

入学試験
学部修士課程
分配入学  27名一般試験 12名
繁星推薦   3名甄選入学   1名
個人申請  20名外国人学生   1名
就職と進学
可習得之專業能力主要進修領域
日本語大学院 日本語学分野
日本文学大学院 日本研究
日本文化大学院 言語学・通訳分野
日本語通訳、翻訳
日本語教育
就職

日本語教師、外交員、翻訳・通訳家等の専門家
貿易業界、旅行業界、出版業界、新聞業界といった日本語力を活かせる業界への就職